増原メッセージ:(11)挨拶:さきがけメンバーによる古希のお祝いの飲み会

さきがけメンバーによる古希のお祝いの飲み会
2014年3月28−29日
魚がし料理 嘉鮮(かせん)(名古屋JRセントラルタワーズ12F)にて

今晩は私の古稀のお祝いの飲み会という事で、こんなにたくさんのさきがけメンバーに集まりいただきありがとうございます。大変驚きました。さらにアドバイザーの吉原先生、佐々木先生、中島先生がいらっしゃるのを見て、仰天いたしました。祝われる人より目上の人を呼ばないのが通常ですので、全く予期しておりませんでした。大変恐縮しております。まさに二重の意味でサプライズです。

私のサイドから申しますと、今日は岩倉さんの准教授昇任、独立研究室を持ったお祝いの会でした。もう二カ月前になりますか、岩倉さんから「准教授に昇任します」とメールが来ましたので、「それはおめでとう、年会の時に一杯やりましょう」と返事をしました。「では準備します」ということでした。その後ここにいらっしゃる○○さんから、古希のお祝い会でお会いしましょうとメールが来ましたので、あれ?と感じたわけです。また今日、年会場で関西学院大学の玉井先生に、「さきがけの▽▽さんから、先生の古希のお祝い会と聞きました、おめでとうございます」と言われました。そこでお祝いの飲み会なのだと確信を深めてここに来ましたが、予想以上の方が来て下さって、まさにサプライズパーティーです。ありがとうございます。

3月7日の三期生研究報告会でも、さきがけにふさわしい、素晴らしい古希のお祝いの品を頂戴し感激しております。改めてお礼申し会上げます。1944年産のワインはどういう機会に飲んだらいいのか、まだわかりません。さらに底に「光の利用」と銘打ったクリスタルグラスをいただきました。飲もうと覗くたびに「光の利用」と浮き出ますので、「光の利用」を考えなければいけないと、ドッキリいたします。このさきがけが始まった時に、私が皆様に配ればよかったと気がつきました。記憶に残る素晴らしいプレゼントをいただき本当にありがとうございました。

来年の二月に皆様の成果全部をまとめて、本さきがけの最終評価を受けます。それまでにいい成果を発表していただくと、最終評価対象に入れることができますので、どうぞよろしくお願いいたします。大きな戦略目標にむかって、共同研究者ではない若い研究者を叱咤激励して進むという、新しい体験をさせてもらいました。感謝しています。最終評価以後はですね、一研究者同士としてお付き合いをお願いいたします。

台湾において一人で生活をしておりますが、研究は素晴らしい、サイエンスはいいなと日夜感じております。若い人や院生と議論し夜になって交通大キャンパスを歩いて帰るとき、「やはりサイエンスは、音楽、絵画、文学のように、生きている人々に感動を与えるものだ」と感じます。サイエンスのことだけを考えると、心が軽くなります。こういう生活をしていると長生きするかもしれないと感じます。ぜひまた台湾へお越しください。研究と研究者の話をしましょう。

増原 宏



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