増原メッセージ:(12)挨拶:増原研名古屋同窓会

増原研名古屋同窓会
名古屋市金山0140330  生姜ダイニングJINGER(ジンジャー)
2014年3月30日

皆さん、こんにちわ。

今日は名古屋で活躍している増原研卒業生の方々とゆっくりお話しできるという事で、家内と勇んでまいりました。工芸繊維大学時代の林、藤田さん、阪大時代の福本、高谷、高橋さん、阪大ベンチャーの松本さん、皆さんしっかりした社会人として大活躍との印象を受けました。また福本、高谷さんはご家族もご一緒にという事で、非常に楽しみにしてきましたが、一目で幸せな家庭と実感をいたしました。すでにお子様も立派に成長しつつあり、これは仲人をさせていただいた私達としてはこの上なくうれしいことです。

今まで私の還暦、日本化学会賞・ポーター賞、紫綬褒章などの折に、大きなパーティーを開いていただきました。その際にも多くの同窓生にもご参加いただいてきたのですが、異なる活動分野の、異なるご出身の方がいらっしゃるので、どうしても一般的な話しかできないことになります。そういうことで、私の古稀のお祝いとしては、小さい会をローカルにたくさんしようと、周辺の方は考えてくださったようです。2013年7月のベルギーはルーバンの国際光化学会議の折には、親友Frans C. De Schryver−Masuharaの長いお付き合いを祝う”More than Science”のミニシンポジウムを開催してくれました。お盆の時には会社で働く人を中心に大阪で、秋の光化学討論会では光化学研究者が松山市で、私達の古希を祝ってくれました。また一昨日はJSTの増原さきがけの研究者がこの名古屋で、古希のお祝いの飲み会をセットしてくれました。そして今日はこの名古屋同窓会です。おかげさまで大変幸せな人生と感激をしております。

現在台湾において一人で生活をしておりますが、教授会もなく、就職の世話もなく、研究と研究関係のマネージに専念しております。研究は素晴らしい、サイエンスはいいなと日夜感じております。若い人や院生と議論し夜になって交通大キャンパスを歩いて帰るとき、「やはりサイエンスは、音楽、絵画、文学のように、生きている人々に感動を与えるものだ」と感じます。こういう生活をしていると長生きするかもしれないと感じます。ぜひおそろいで台湾へお越しください。

名古屋では学会、研究会、討論会も多いのですが、やはり通過駅の宿命か皆さん仕事が終わるとすぐに帰ってしまうので、今日のように同窓生が集まることはあまりありませんでした。今回、日本化学会の年会が初めて名古屋で開かれているので、数日滞在しており初めて実現しました。お世話いただいた福本さん、司会をしていただいて高谷さんをはじめ、お集まりいただいた皆様に深く感謝します。

増原 宏



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