※5年型
エアロゾル微小水滴のレーザー捕捉・顕微計測法の開発と
展開
石坂 昌司
広島大学大学院理学研究科
教授
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研究課題概要
降雨、降雪の初期過程である気相から水滴が発生するメカニズムならびに過冷却微小水滴が凍結するメカニズムを明らかにし、地球温暖化に関わる重要な物理定数を得ることを目指します。そのために気相の温度と湿度を制御可能なレーザー捕捉・顕微分光システムを構築し、雲の発生や降雨(降雪)に関わるエアロゾル水滴の物理・化学過程を光学顕微鏡下で人工的に再現するとともに、これを単一の微小水滴レベルで分光計測・解析する基盤技術を開発します。