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※5年型
量子相関光子による光化学反応制御
岡 寿樹
新潟大学研究推進機構超域学術院 准教授
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従来の光化学反応制御法は、光を「電磁波」とした理論に基づいています。本研究では、光を量子論的に取り扱うことで初めて取り扱えるもうひとつの自由度「量子相関」を化学反応制御に積極的に利用し、光化学反応の更なる効率的制御を実現します。また量子相関が持つ「非局所性」を利用した効率的なエネルギー移動の制御法を探求し、新奇な光化学反応制御の構築を理論の立場から目指します。