※5年型
光応答性核酸による単一細胞内での光遺伝子制御
小笠原 慎治
北海道大学創生研究機構
特任助教
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研究課題概要
生物は、遺伝子を「いつ・どこで・どの程度」発現させるかを精密に制御し体を形成しています。特に発生初期では特定のmRNAが細胞内で局在化し、その後の細胞運命を大きく左右しています。本研究では、“光”を使い単一細胞内において任意のタイミングで、任意の期間、任意のmRNAを疑似的に局在化させ、高い時空間分解能で生命情報を取得・操作できる新手法を開発します。この技術は万能細胞の分化制御など、あらゆる生命研究の革新的基盤技術になると考えます。