※5年型
リモート励起ラマン分光を用いたナノ計測法の開発とその展開
雲林院 宏
北海道大学電子科学研究所光科学研究部門 兼 ルーバンカトリック大学(ベルギー)
教授
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研究課題概要
物質や生体のマクロな性質を理解するためにはミクロな世界で起こる化学反応を解明する必要があります。
光学顕微鏡はそれらを可視化する強力な手段ですが、その空間分解能はしばしば生体機能を解明するのに不十分です。本研究では、プラズモン光導波路を用いて、回折限界に縛られない高空間分解能を可能にし、かつ細胞内の分光をも可能にするリモート励起ラマン分光によるナノ計測法を開発することを目的としています。